魔法の質問キッズインストラクター:長安知子さんインタビュー

子どものやる気や能力を引き出す
『魔法の質問キッズインストラクター』

▼動画でインタビューを見る方はこちら


今回は、魔法の質問キッズインストラクタートレーナーである
マスター心コンシェルジュ魔法の質問認定マスターシータヒーリング®インストラクターミセスオブザイヤー2022日本ファイナリスト長安知子さんにインタビューをさせていただきました。

長安知子さん(以下、ちこちゃん)

普段はどんな活動をされてますか?

《インタビュアー:多賀 健》

最初に改めてお名前と
今日呼ばせていただくニックネーム
どちらにお住まいか
3つ教えていただいてもいいですか?

長安知子です。
知識の知に子どもの子なので、ちこちゃんと呼んでいただいてます。
山口県からお届けさせていただいています。
よろしくお願いします。

お願いします。
ちこちゃんでお呼びさせていただきますね。

この講座を受講しようと思ったきっかけは何ですか?

ちこちゃんは今、
普段どんな活動をされていますか?

私は、SNS 発信が苦手だよっておっしゃってる方や、書けない、発信ができないという方に向けて、脳科学や心理 学をベースにしたセルフコミュニケーションで、本当の本当の奥の自分の想いを言葉に出してお届けするというこ とをしています。

おかげさまで、Amazon で
『書けないを解決する魔法のルール』という電子書籍を出版させていただいて、Amazon27 部門で1位を取らせて いただきました。

素晴らしい!

なぜ、その活動をしようとなったのか、
活動に繋がっていた何かきっかけみたいなものがあったんですか?

それがまさに、魔法の質問の読書感想文講座です。
「読書感想文があっという間に書ける魔法の質問」という講座があったんですけど。
それに出会ったのが私自身、魔法の質問と初めての出会いなんです。

書くことが苦手なお子さんへ向けてやっていると、「親にもいいな」っていうところがあったので、その辺を一生懸 命 SNS で発信して広めていたら、
「すごく共感する!書き方教えて」
と言われて。

読書感想文の魔法の質問の書き方を応用して SNS で発信していました。
そこを教えてと言われたことがきっかけで教える様になったという感じです。

なるほどですね。
ちなみに、その前の時点で英会話の教室をされていたり。
あとは国語の先生だったんですか?
国語の先生は資格を持っている?

資格を持っているだけだったんですよ。
学生時代、本当は社会科の先生になりたくて。
アジアとか韓国とか興味があって。
「なんで近いのにそんなに仲良くできないのかな」っていう、歴史上のところに興味をもって社会の先生になりた かったんですけど。
学科が日本文化学科だったので、国語しか取れなかったので国語で取っていたんです。

それも知識的にはすごく役に立ちました。 けっきょく言葉が好きだったのかも。

なんとなく「言葉を扱う」っていうところが、ひとつキーになっているのかなと思ったんですけど。

そもそも魔法の質問との出会いというか、
マツダミヒロさんとの出会いになるかどっちになるのか分からないんですけど。
そもそも、魔法の質問を知ったきっかけは何だったんですか?

学習塾をやっている先生の関係のお友達が、
「魔法の質問っていうのがあるよ」って言うので、お話を聞かせていただいていて。
ずっと、なんとなくワードはあったんですけど。

実際、子供が小学生に入って読書感想文の夏休みの宿題があった時に、
「何で書けないの!」って、めちゃくちゃイライラしちゃってたんですよ。
子育てのストレスが、読書感想文の宿題をきっかけにすごい爆発するってことが起こって。

でも私、もともと絵本の読み聞かせも大好きでしたし、子ども達は本が好きなのに、
「こんなことで本が嫌いになってほしくないな」と思っていた時に
「読書感想文の魔法の質問があるよ」って、そのお友達から聞いて。

でも私、国語の先生の免許も持ってるから、どうせなら先生視点がいいな、と。
「そっちの資格の講座はない?」って聞いて、友達に紹介してもらって資格を取らせていただきました。

読書感想文の講座がスタートで、魔法の質問と出会った。

はい、そうなんですよ。

受講してみて、どんな変化がありましたか?

読書感想文を書くというのを受講してみて、自分自身にどんな変化があったなとか何かありましたか?

すごく変化がありました、その講座を受けた時に。

たった 5 分しか本を読まないんですけど、一緒にペアで感想をシェアした友達がすごい泣き始めたんですよ。
「5 分しか読んでないのに、そこまで感動させる読み方ってなんだろう」って、すごく興味を持って。
私自身も本当に 5 分しか読まないけど、質問に答えることで、すごく今の私に必要なことが入ってきて。
今の彼女に必要なところが入ったからこそ起こった出来事だなというのが分かりました。

楽しかったし、それをさっそく子供たちに帰ってやってみたら、すごい楽しんでやってくれたんです。
でも、それでも最終的にはちょっとイライラしちゃったんですよ。
やっぱり言葉をうまく引き出せなかったりとかして。
大人はすぐ言葉になるけれども、子供で、しかも低学年でしたから、ちょっと言葉を出すのが難しくて。
「またやっちゃった」って落ち込んでたんです。

翌年に、私はダメだったことしか覚えてなかったのに、子供達は楽しかった記憶しかなかったらしくて。
夏休みの宿題が出た瞬間、7 月に入ってすぐに
「去年の楽しかったから、これやろう!」って言い出して。
「友達もみんな困ってるから」って。
それから毎年、ドンドン呼ぶようになってきて。

すごい!

これは本当にニーズがあるんだと思って、地域のカルチャーセンターとかでやらせていただいて。
毎年増えていったっていう感じですね。

お子さんは「すごい楽しかった」っていうのがあって。
自分自身は「うまくいかなかった」って思ってた、最初は。

それって翌年やってみて、変化みたいなものって何かありました?
ご自身の変化としてなにかありましたか?

そうですね。
私自身は、その前の年に「うまくいかなかった」って思ってました。
でも前半はすごい良かったんですよ、楽しくやってて。
後半は「何とか改善したい」と思って。

もともと国語の先生だったし。
作文とか作文トレーナーとか、本を読んだりして勉強をしていたり。
講座をやってらっしゃる方の所に行ったりして、キッズ作文トレーナーの資格も取って。

小学生低学年の、まだ抽象的な言葉が理解できない子供たちの 「どうやって言葉を引き出したらいいか」っていうところを学ばせていただいたので。
「2年目はこれを試してみよう!」みたいな感じで組み合わせてやったら、それがすごく上手くいったっていう感じですね。

なるほど。
その成功体験をもとにいろんな人に広げていって。
いろんな子供さんが喜んでくれるというのを見ていって。
そこからドンドン広がっていくってことになったんですね。

受講後、どんな成果がありましたか?

この講座の受講後、
「どんな成果があったか?」って言われたら、どんな成果になりますか?

一番は家庭の中の成果で。

魔法の質問の、全部共通したルールなんですけど。
この読書感想文を書く時も 3 つのルール…

1.どんな答えも正解
2.そして分からないもいいよ 今はね、答えられないだけ。
問いだけが大事だよっていうのと。
3.「いいね!」と受け止めて拍手をする
というのを日常に取り入れたんですね。

感想文を書く間だけじゃなくって、常に常に。
しかも子供に言うんじゃなくて、自分に言ってあげたんですよ。
「あ、家事やった!いいね、いいね!」っていうのをやっていたら、子供たちがそれを真似して言ってくれるよう になって。
「いいね!いいね!」って。

母親業ってけっこう褒められることってないじゃないですか。
それがすごく自分が認められた感があって。
今までちょっとしたことでイライラしてたのが、
「いいね!いいね!」って受け止めて、「どんな答えも正解だよ」っていうことで、子供のことも受け止められたし。
私も失敗しても OK って。

良い母親であろうとしてたが故に、自分に厳しくなっちゃったところも、全部「いいね!」ってなった時に、もう すっごい親子関係が変わったんですよ。
それが一番の成果です。

だから、「読書感想文は子供だけじゃなくて、親と一緒に参加してください」って言ってます。 それも一緒に合わせて伝えている感じですね。

なるほどですね。
「親子で一緒にやる」ところがすごくポイントっていうことなんですね。

そうなんですよ。
親も今まで自分の気持ちを子供に聞いてもらうってことなかったし。
「いいね!」って言われることもなかった。

意外に小学生でも、親や先生に良いような答えをして、自分の考えを抑えてるんですね。
「そう言ったら怒られるかもしれない」って。
それを出して伸び伸びすると、子供って大人が思うよりいろんなこと感じて、いろんなことを思ってるじゃないですか。
「こんな深いこと考えてたの」って親もビックリされて。
子供はドヤ顔になるし、親も安心するということで、本当に関係性が良くなります。

「読書感想文は、親子の素敵なコミュニケーションの時間ですよ」ってお伝えしてるんですけど、「本当にそうだな」って言ってくださって。

お母さん達も 5 分で本が読めるので、時短で読めるから家事の合間に本を読むことができて、すごい豊かになっていくんですよね。
それで時間マネジメントの起業をされて成功された方もいらっしゃるし。

自分が豊かになってるから、本当に親子のコミュニケーションが良くなったっていう、お喜びの言葉をたくさん聞いてます。

いいですね。
読書感想文が切り口なんだけど、
まずはお母さんが自分自身を満たしてあげるということをやることで、親子関係が良くなって、子供ものびのびいきいきしてくるとうのを、実は価値として提供してるって感じですね。

そうなんですよ。

それが提供できたのも、キッズの他のコンテンツで
「子どものやる気を引き出す魔法の質問」とか、
「イライラしないママになる魔法の質問」とか
「といふだ」などで、問いを問いかける。
普段どういう問いかけをしたらいいか
子供達も考える。
自分も考えて、いい答えが出てくるかっていう。

そういう、いろんなものの要素も含めながら講座をさせていただいてるので、余計に関係性が良くなっていくんだなっていうの感じてます。

なるほど。
それでは、その講座とか他のキッズのコンテンツなんかもお届けしていく中で、
ちこちゃんが特に大事にしている事とか、大切に思ってる要素って何かありますか?

やっぱり、3つのルールなんです。
どんな答えも正解と…。

特に私、「いいね」の時に拍手をしてくださいっていうことにこだわりを持ってるんですよ。
なぜかと言うと、
認められたっていう感じは、体感で入って初めて腑に落ちるというか。
「本当に認められたんだ」っていうのを無意識のところでも理解できるんです。

「いいね」って拍手をされるこの振動で「私、認められてるんだ」っていうのと
拍手って、絶対褒められる時しかされないじゃないですか。
耳でこの音を聞いて、拍手をする。

「いいね」って笑って拍手をするのを、練習で絶対入れるんですけど。
普段やらないと忘れちゃうので。
ほんとこれついつい忘れちゃうんです。

これがすごい大事だなって私は思っています。
そこを大切にしています。

無表情で「いいね」って言われても、全然響かないですもんね(笑)。

なるほど。
言葉で聞くだけじゃなくて、音とか振動を感じる。
五感で感じて腑に落とすっていうのを大事にしてるという事なんですね。
いいですね。

ご自身の活動に対して、この講座の内容はどんな影響を与えましたか?

この講座の内容が、ご自身の活動に対して何か影響を与えてるとしたら、どんな影響がありますか?

もう私のべースですね。
生きる時もそう。
生き方にもそうだし、活動にもそうですし。

質問するっていうことも、やっぱり 3 つのルールが本当に土台なんですけれども。
いい質問を投げかけるっていう。
その「いい質問」っていうのは、◯とか×とかじゃなくって。

ついつい普段私達って、質問がネガティブな方向性にいってしまう。
「どうしてこんなことやっちゃったんだろう」とか。
「なんであの人は…」みたいな。
ネガティブな質問をしてしまうと、ネガティブなところから出てこないんですけど。

「そこをどうしたらもっとよくなるだろう」とか。
ポジティブな方の質問の仕方、
魔法の質問は、まるで魔法のように自分の気持ちが前向きになって、いい行動を進めてくれるような質問って言う
だけあります。
そういう質問にちょっと変えるだけで、同じ出来事が 180 度変わって自分の中に入ってくるっていうところをお伝えしている。

言葉の使い方なんですよ、それも。
質問の仕方も言葉の使い方もそうだしっていうところで、私の活動の中でお伝えしているところです。

いいですね。

あと、その活動への想いというところを、チラッとホームページで見させていただいて。
ちこちゃん自身が小さい時の経験とかもいろいろあって、今の活動につながってるのかなと思ってるんですけど。

もし良かったらお話できる範囲でけっこうなんですけど、自分の想いというか、活動に至るルーツというか。
ちょこっとお話を聞けたらなと思うんですけど。

私自身が子供を産んだ時に。
「この子を良い子に育てなきゃ」っていうか、ちょっとプレッシャーがかかったんですよね。
というのは、自分自身に自信がなかったから。

子供で自分の評価を切り落としてしまっていた。
本当に最初の方は、児童英語教師をしてたんですけど。
教育熱心のお母さん達って…というと、私に似てる人が来るというのもあるかもしれないんですけど。
やっぱり「子供、子供」で、自分のことそっちのけで、子供を良くすればって思ってるんですけど。
実はそれ、子供がそれを望んでるわけでもなく。

ちっちゃい頃はね、望んでるかのように振る舞うけれども。
本当の本当のところは、子供は子供の才能を活かしていきたいっていうところをやっているのも…。
母親は「伸ばしたい」と思いつつも、自分の出来てない思いを子供に投影してしまうところで
見えてなかったっていうところがあるので。

まず最初に、お母さん自身が自分を満たすこと。
その「満たす」っていうことが、
みなさん例えば「美味しいものを食べる」とか、すぐ消費しちゃう方に考えがちなんですけれども。

本当に自分自身が認められたい・承認されたいという欲求が人間ってすごく強い。
それを自分で認めてあげることが、自分の可能性も広めるし子供の可能性も広めるんですよね。
「まず、大人が輝いてください」という思いで。
気持ちもね。

過去に認められなかった気持ちも癒そうっていう感じで、言葉で癒していこうっていうところに活動をシフトしていこうかなと思って。
今、心とことだまセラピーっていうところで、セラピーの活動の方もやろうかなって思ってるところです。

「言葉」っていうのをすごく大事にされているし。
言葉を通じて、自分の心を癒すとか。
心を表現するだとかというところ。
言葉を使って心とつないでいくっていうことが、お役目としてあるのかなっていうのはお話を聞いていて感じました。
素敵ですね。

受講を迷っている人へ、伝えたいメッセージは何ですか?

今回のちこちゃんのお話を聞いて。
キッズインストラクター、読書感想文も含めですけど。
受けてみたいなと思ってて、でもちょっと迷ってるなっていう方にメッセージがもしあるとしたら、どんなことになりますか?

キッズインストラクター講座の前に、キッズ講座を受講できるので。
まず「どうかな」って悩んでいる方は、本当にお手軽な価格でまず一歩として「どんな講座なんだろう」っていうのを、キッズの講座をぜひ受講していただきたいなって思います。

それは子供向けというわけではなく、
子供に向けたら子供のやる気を引き出すけど、
大人に向けたら、大人がどうやって関わって子どものやる気を引き出すのかとか。
自分自身が「魔法の質問ってどんなもんなんだろう」っていう風に触れるのに、すごくいいきっかけになるので、
どれでも「なんか気になるな」って思ったものをまず受けていただいて。

「これいい」
「もっと深めたい」
「これを自分にも役立てたいし、子供にも役立てたいし、伝えてきたい」と思ったら、インストラクターのステップアップとして講座をとっていただいたらいいんじゃないかなと思います。

いいですね。
あとはじゃあ、お子さんが読書感想文書けずに困っているお子さんがいたら、ちこちゃんのところに行けばいいですね。

ぜひぜひ。
本当に読書嫌い・作文嫌いな子が、「本が好き」「もっと書きたい」ってなるので。

秋だったら読書の秋だし、
冬でもお家でね。
外に出かける前に本を読んだりとか。

あと、幼い頃の読み聞かせにも、読書感想文の質問のやり取りっていうのが、書かないでも対話できるので。 本当に一年中使っていただけます。

読書好き、
そして、「自己表現で書く力も付けていきたいな」「伝える力をつけていきたいな」っていう方はぜひぜひ。 年中いつでもいいので。

いいですよね。
タイトルも、
「読書嫌いでもスラスラ書ける」っていうのがいいなと思いました、僕も。

本当にそうなんです。

というところで、あっという間にお時間になりましたが。
今日お話ししてみて、最後に何か一言お伝えしたいことがもし何かあれば。

私はちょっとお母さん向けのメッセージになっちゃうかもしれないんですけども。
お母様・お父様のお子さんがいる時に。
「こんなこと子供にやってしまった」とか、後悔することって少なからずあるかもしれないんですけど。
大丈夫です、それがあっていい。

今この時点から、過去はどうであれ、変われば子どもも変わるし、自分も変わるし、全て変わるので。
過去に引きずられず、過去の自分じゃなく、今どうしたいか、未来どうしたいかっていう。
なりたい自分で振る舞っていけば、そうなります。

安心して、どうか自分を責めるのだけはやめて。
どんどん「いいね!いいね!いいね!」って、自分を褒めて進んでいっていただけたらなと思います。

ありがとうございます。

ちこちゃんの温かいお人柄と、その「いいね」って言った時のすごい満面の笑顔がめちゃくちゃ癒されるなって思って、とても印象的でした。

今回は本当にありがとうございました。

”いいなと思ったらシェアお願いします”