しつもんは人生を変える。
『魔法の質問 認定マスター 養成講座』
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今回は、魔法の質問 認定講師である
「書くラボ」byねぎらい屋主宰、シナリオライターの、兼重日奈子さんにインタビューさせていただきました。
兼重日奈子さん(以下、ひなちゃん)
普段はどんな活動をされてますか?
《インタビュアー:田中まさよ(以下、まさよちゃん)》
日奈子さんは、2009年にこの魔法の質問の認定講師の「一期生」っていう、記念すべき第一回目に受講されていらっしゃるということで、一番歴史を知ってらっしゃるんじゃないかと思うんですけども。
日奈子さんに今日は、どんな活動をされてるか、参加しての変化などを聞かせてもらえたらなと思います。
さっそくですが、普段はどんな活動をされていらっしゃいますか?
魔法の質問認定講師の、兼重日奈子と申します。
普段は「書くラボ」というオンラインコミュニティを主催しています。
書くラボっていうのは
「書くことがちょっと苦手だな」
「もっと上手に書きたいな」
「本出したいな」
など、書くことをやりたい方のためのオンラインでやってるコミュニティです。
自分ももともとずっと書くことをやってきていますので、何かお力になれたらいいなということで、そういうグループを主宰しています。
あとは今、一応シナリオライターという形でシナリオを書かせてもらって、ラジオドラマの脚本を手がけたりっていう活動もしています。
シナリオライターって私はじめて聞いたんですけど、具体的にはどんな活動ですか?
元々、お話を作ることが好きで、書くこともずっと好きでいろいろやってきてまして。
例えば、ビジネス系の本を出版させてもらったりとか、ビジネス誌にずっと連載をさせてもらってたりだとか。
ビジネス系の書くことって、当たり前なんですけど嘘は書けないですよね。
もちろん事実、起こったことを分かりやすく伝えるっていう書くことだったんですけれども。
だんだんなんか「この話ってもっと、面白くなるはずなのにな」とか。
「本当はもっと、ここに携わったいろんな人の物語が書きたいな」とか。
そういうのを、創作意欲っていうんですかね。
ちょっと湧いてきてしまって。
で、タイミング良くと言いますか、くしくもと言いますか。
ずっと講師業をしてたんですけども、コロナで講師のお仕事が一旦ゼロになりまして。
「じゃあ、せっかくだったらやりたいことやろう」っていうことで、シナリオで1から勉強する機会があり、時間もたっぷりあったので、そこで脚本、要するにラジオドラマとか、映画とかの脚本を書くっていうことを始めました。
学んで、いろんなコンクールに応募して目にかけてもらったりとか。
今は東京の声優さんのチームと、あと全国の脚本家さんのチームで「クリエーターズラボ」っていうのを作っていまして、そこでラジオドラマの制作などをやっています。
すごく素敵なお話ですね!
魔法の質問認定講師マスター養成講座に参加して、どんな変化がありましたか?
2009年に魔法の講座を受けられてから、どんな変化がありますか?
もう本当に、変化といえば変化だらけというか。
ずっと企業の研修講師をしていたので、魔法の質問も自分の研修で使いたいと思って学びに行ったんですよね。
あと「個人の活動をもっと広げたい」っていう想いもあったので。
当時ね、マツダミヒロさんって本当にすごくいろんなファンがいて、その秘密が知りたいと思って山形まで行かせていただいて。
でもご存知の通りっていうか、これからいらっしゃる方もいるのであんまり言わないですけども。
あんまり「やり方」を教えてくれないんですよね。
なんですけども、もっと大事なことを教えてもらった。
自分がどう生きていくかであるとか。
コロナで仕事がなくなって、この先も随分長いぞ、人生まだまだこの先続くぞって思った時に、「じゃあ私は、何をやったらいいんだ」とか「何がやりたいんだ」とか。
もう人生が半年で終わるとしたら、何をやってたら私は後悔しないだろうみたいなところまで、本当にいろんな問いかけを、あそこでその時間を作ることができたのは、元々ベースに「質問」っていうのがすごく自分に染み付いてた。
「空気のように身近にあった」っていう感じがしていて。
あの転機ですごく救われて、あの時に自分がすごく学んでなかったら、もっともっとすごい変なところに行っちゃってた気がするんですね。
自分にとって大切なものとかも見失ってたと思いますし、シナリオライターなんかなれてなかったと思いますし。
生きる上でのすごく大切なものを見つけてもらったっていうことが、大きな変化の一つですね。
研修講師からシナリオライターになるっていう人生をされてみて、感じてる喜びって何ですか?
自分にとっては、講師業は決して嫌いだったわけではなくて、そのとき出会えた方々とかやってきたことって、本当に人生の宝物のような気はしてるんですけども。
いろんなものを背負い過ぎちゃってた気はします。
当然ですけど、研修やった後の変化を求められたりとか、相手の行動が変わってくれないとっていうのは、やっぱり成果として当然あるので、常にプレッシャーとか責任とかを感じていた。
あと、一緒に動いてたチームとかメンバーもいるので、その人たちがちゃんと活動できるように
舞台に立てるようにっていうのもあったので、常に追われてる感じがしてた気がします。
だから講師業がどうのというよりは、その時に自分が置かれていた環境とか、勝手に自分が背負い込んでいたものがすごく大きくなり過ぎちゃってたんだなとは、今改めて振り返るとそう思います。
シナリオは全部自分一人でやる事なので、最初はチームで動きたいとずっと思い込んでたので、チームがなくなるんだ、自分一人の仕事になるんだなっていうのがちょっと寂しくもあったんですけれども、やってみたらこれが意外と快適で。
そうなんですね。
当然締め切りはあるんですけど、自分のペースでやれるし。
「こうであらねば」とか「これが本当は私に向いてるんだ」みたいに思い込んでることも手放せたりとか。
ちょっと一旦距離を置いてみることで、私すごい今自由だしね。
自分らしい働き方にもなってるなっていうのはすごく感じてますね。
なるほど、いいですね。
どんな自分の想いとかを、より大切にできるようになってきた感覚とかありますか?
今、「書くラボ」っていうね、書く人たちのオンライングループをやってるんですけれども。
ここでもめちゃめちゃ質問を使うんですね。
使うといいますか、常に問いかけて、相手の想いとかをいかに本音で引き出していただいて、それで「こういうものが書きたいですよね」「こういう方に届けたいですよね」みたいなのをずっとやり取りをしていくんですね。
なんかそれがね、すごい楽しくて。
人の想いって、想ってるだけだと伝わらないので。
それこそ本になったりとか、いろんな形になることによって、いろんな人に伝わる。
そこに携われるのが、今めちゃめちゃ楽しいですね。
自分自身もね、自分の作品を通して自分の想いが伝わることがすごく嬉しいのと同時で、いろんな人の想いが届いたらいいなっていうことを想いながらやってます。
ただ講座に参加しただけじゃなくって、人生まで変わっていった感じですかね。
そうですね。
人とのご縁と言いますか、出会いと言いますか。
これだけ全国に知り合いとか友達ができることって、まぁまぁ無いと思うんですけど。
つい先日まで北海道の旅行に行かせていただいたんですけど、その時にお家に泊めてくれてたのが魔法の質問の同期の子なんです。
本当に心許せる友で。
十何年経っても会えばね、その当時の記憶でまた関係が続けられるっていうのは、すごい素敵なことだなって。
みんな良い人じゃないですか、魔法の質問の人って。
どの人に会っても「なんでこんないい人なんだろうな、みんな」っていう感じがしますね。
自分も良い人で在ろうというよりは、せっかくご縁があったこの人たちと楽しく時間を過ごせるような自分でありたいなとは思うようになりましたね。
素敵ですね!
魔法の質問認定マスター講座が気になっている方に、メッセージをお願いします
今ね、認定マスター講座のお話をされてきましたが。
ミヒロさんが開催されてる「魔法の質問認定マスター講座」の参加に迷われてる方にメッセージをいただいてもいいですか?
迷われてる方、絶対行った方がいいです!
絶対行った方がいいと思います。
特に、人生の岐路に立ってる方とか、迷ってる方とか、モヤモヤしてる方とか。
この先の人生はどんな風に暮らしたらいいだろうと考えちゃう方は、ぜひとも行った方がいいなって思っています。
ちょっとね、気付いたことがあって。
魔法の質問って相手にするものじゃないんですよね。
相手にももちろんするんですけど、自分は講師業で魔法の質問のワークショップをたくさんやってたんですけども、「質問して相手が変化する」っていうのがゴールだとしたら、魔法の質問は「自分への問いかけ」なんですよね。
「自分との対話」と言いますか。
自分が整うために、自分に必要な答えを出すための「魔法の道具」のような気がしています。
例えば「コーチングの講座と何が違うんですか?」って聞かれた時に、コーチングは「相手の変化がゴール」だなと思ったんですけど。
魔法の質問は「自分が幸せに生きるために、自分で答えを導くための魔法の道具」なのかなって思ってます。
考え方とか、在り方とか、人との関わり方とか。
全部自分に問いかけて「何が自分にとって、お互いにとって幸せなんだろう」っていうことを常に考えられる場であり、それがこの先の人生を豊かに幸せにしていくためにすごく重要なことなんだ、ということがようやくわかりました。
最近、つくづく実感しております。
15年っていう月日で変わっていくっていうのが、本当にこの講座が素晴らしいんだなって裏付けるようなご感想だなって感じました。
今日はありがとうございました。