魔法の質問キッズインストラクター:塩沢節子さんインタビュー

子どものやる気や能力を引き出す
『魔法の質問キッズインストラクター養成講座』

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今回は、魔法の質問キッズインストラクターである
GFB合同会社 代表(保育園、幼児園4園運営)、チューリップルーム園長の塩沢節子さんにインタビューをさせていただきました。

塩沢節子さん(以下、せっちゃん)

普段はどんな活動をされてますか?

《インタビュアー:松尾英和》

さっそくなんですけど、せっちゃん。
普段どんな活動されてるのかっていうことを、自己紹介も兼ねてお伺いしてよろしいでしょうか?

私は子どもの時から子どもが大好きで、今も毎日子どもと遊んでいる保育士という仕事をしています。
若い時に勤めていたんですけども、自分のやりたい方向を追求したいということもあり、娘が生まれて娘と一緒に自宅から「チューリップルーム」という園を開きました。
今は、自宅の川崎の方に1園と、横浜の方に小規模保育園が3園あって、その運営もしています。

なるほど。
そこで「お子さんと遊ぶ」っていうのがお仕事でいらっしゃる。

そうです!

素敵ですね。

とにかく楽しい!
昨日も今日も遠足。
そして、自分が作ったご飯を提供してみんなで食べるっていうね。

私の中でもちろんお仕事しとしてやらせてもらってるんですけど、自分の中での幼稚園ごっこを毎日しています。

本当に楽しんで、大好きでやられてるってことですね。

明日は土日なんですね、今日金曜日なんで。
明日と明後日、会えないの。
「また月曜日に・・・」みたいな。

この月曜日が待ち遠しい?

待ち遠しい!
うちの旦那とね、逆(笑)。
うちの旦那は、サザエさん症候群。

日曜日の夜になると、娘が小学校ぐらいの時にもうため息をつき始めてた。
「明日からまた1週間、仕事が始まるよ・・・」。
私は「明日からチューリップ!」「みんなに会える!」みたいな。
「逆だね」って、娘たちが笑ってた(笑)。

いやそれはね、僕も笑いました(笑)。

受講してみて、どんな変化がありましたか?

それだけ大好きだというお仕事をされていらっしゃる、せっちゃんなんですけれども。
今回、キッズインストラクターの中の「子どものやる気を引き出す魔法の質問」のインタビューをさせていただくということで。

「子どものやる気を引き出す魔法の質問」に参加されたことで、どんな風に変化があったのかなっていうのを今日聞きたいなと思うんですけれども。
ズバリ、どんな変化があったんでしょうか?

これに参加すると、講座ができるんですね。

講座ができる。

何十回と講座はしてるんですけども、それをお母さん達だったり仲間達にするんですけど、むちゃくちゃ楽しいんですよ。
その中の一つの魔法の質問として「あなたは何を言われたら嬉しいですか?」っていう質問のワークのところがあって。

全部言っちゃうけど「事実じゃなくても結構です」みたいな。
だから「綺麗だね」とか「やったね」とか、「オードリーヘップバーンみたいだね」とか。
何でもいいの、事実じゃなくても(笑)。

言われたいことね。

言われたいことを書いて、それをみんなで読み合うみたいなことをするの。
自分が「綺麗だね」とか「可愛い」とか、言ってほしいことをみんなに言ってもらう。
言葉の褒め褒めシャワーじゃないけど、言ってもらうと自分が書いてるのにも関わらず、どれだけ嬉しいかっていう。
これを体感するんですよ。
子どもたちはもちろんそうだし、大人だってそうだし。

例えば松尾さんは、何て言われたら嬉しいですか?

事実じゃなくていいんだったら「カッコいい!」とかね。
「素敵!」とか。

だって、すごいカッコいいもん。
めっちゃカッコいい!
前から思ってたけど。
だって身体だって見てますけど、トレーニングを。
すごいカッコいいですよ。

ありがとうございます(笑)。
うれしい〜!

本当にずっと思ってました。
みたいな。

「みたいな」って、これヤラセじゃないんだけど(笑)!

わかります、嬉しい!

嬉しいのよ。

体温上がってます、今。

それで、すごく盛り上がる。
それだけじゃないんだけど、本当に自分に気づくとか。
子育てのやる気の魔法の質問とかね、「学ぼう」って頭で考えちゃうんだけど、心が満たされるって言うけど、心が温かくなったりしたら笑顔になって、大抵はそれでOKになる。
そういうことを人生の全般として知った。

だから自分に対しても、朝起きたら、事実じゃなくても(笑)。
「おはよう、今日も可愛いね」って、必ず自分で言うんですよ。

素敵ですね。

自分で自分を大切にする。
そうことも全部、こういうコンテンツから教わった。
「いいな」と思ったことをやればいいじゃない?

そうですね。

お母さんたちの相談の中でも、どうしても悩み事だと暗くなっちゃうから。
「お母さんとしてなんて言われたい?」とか聞くと、「いつも頑張ってる」って言ってほしいって。
だから「いつも頑張ってるね」とかね。

その時だけじゃなくて朝とかにも言ったりすると、関係がすごく良好になる。
そういうのはすごく感じましたね。

すごい!
講座を通して今のようなことを伝えられて、実際に来られた方はすごく喜んで帰られるっていうか、元気になって帰られるのかなって今聞いてて感じたんですけど。

すごく元気になった。
しかも、コーチングをやっているバリバリのお友達が初めて参加してくれた時に。
「今まで何十個も講座を受けてきたけど、こんな楽しい講座はない」って言って帰って行った。

こんな楽しい講座はないと。

それもすごく覚えてる。
楽しいもあるんだけど、泣いた人も何人もいるし。

嬉しくてとか、感動しちゃって?

そう。
自分を大事にするとか、別の質問も入ってくるから。
ちょっと上がったり下がったりとか。
たった一つの質問で、笑顔にもなるし自分を知ることにもなる。

何よりも松尾さんともそうだけど、1対1で質問し合って答えると、その人のそのものが見えてくるから、本当に素のままで付き合うことができる。
それがコミュニケーションとしてグッと近づく。

私は子どもと仕事をしてるので、興味持って聞かれるって嬉しいんですよ。
「今日、何食べてきたの?」
「こうだった」
「あー、よかったね」
「うん、おいしかった」
なんか、そういうのもあるし。

魔法の質問っていうところはものすごく私にとって、ざっくりまとめちゃうけど「人生が変わる!」。

人生が変わりました?

人生が変わりましたね。

参加者さんには、どんな変化がありましたか?

すごい!
人生が変わったっていう、せっちゃん自身も変わってるっていうのが今ので伝わってきますし。
参加した方だったり、それこそ関わってるお子さんも、何か変化というか笑顔になったりみたいな事ってあるんでしょうか?

うん。
「今日の質問何?」とか聞きに来たり。

「今日の質問、何?」って、子どもが聞きに来るんですか?

そう。
朝の会に魔法の質問をやってた時があって。
今はちょっとお休みしてるんだけど。
しなければならないになっちゃうと、ちょっとそれは嫌なので。
ふと思った時に私がやるっていう風にしてたんだけど、定期的にやってた時があって。

そしたら質問に答えたくて仕方がなくて、子ども達が「今日の質問、何?」って聞いてくる。
それはなぜかと言うと、みんなが、私ももちろん大人もね、保育士も、周りの子どもたちも、その人の言ってることを黙って聞いて「いいね」っていう。

その承認が嬉しい。
しかも、とてもやさしいことに「正解はない」っていうのもそうだし。
しかも、もっとやさしいことに「答えなくてもいい」。

「答えなくてもいい」っていうルールだったり、「何でも正解ですよ」っていうルールがあるからこそ、良い場になってる。

そうそう。
子どもだから、「うーん」ってずっと考えてて。
なるべく待つんだけど、「わかんない」って言われたら、「わかんないか、わかんないがわかってよかった!」って、いいねで受けとめる。

そういうのもアリなんだ。

もちろん、もちろん。
だからどっちにしても、別に良いこと言おうとか、あまり「こっちがすごい!」とか言っちゃうと、良いこと言いたがるからね。
ちょっとそこはフラットにしたいところではあるんだけど。

なるほどね。
今たぶん良いエネルギーなので、ワンちゃんも一緒に入りたかったのかな?
楽しそうだから(笑)。

急に参加しました。
うちの小さいワンちゃんが来ました。

そういう場を作られていると、その園の子どもさんもすごく安心して遊べたり、安心してその場に居られるっていう。
すごく安全、安心感っていうのがものすごく大きいのかなと思いました。
安心、安全で、素晴らしい場を作られてるんですね。

そうなんですよ、それが一番。
安心、安全が一番!

安心、安全が一番!
これは、それこそ質問をしたりとか、習ったことを実践すると誰でもできることですか?

できると思う。
カードとかもあったりするし。
いくらでも真似っこできるし。
あとお母さんたちにも魔法の質問というのは、懇談会でやったり、カードを使ったりしてる。

それはどんな風にやられてるんですか?

実際に1枚カードを引いて、一言自己紹介みたいなことをする。
「今の私の気持ちをカード見て話す」っていうのもしてるんだけど、ちょっとそこは慣れないとアレなんだけど。

例えば5月の懇談会、「塩沢節子、しお」。
呼よばれたい名前「しお」って書くでしょ。
今月の質問は「5月といえば?」って書いたのね。
「あなたは5月といえば、どんなことを思い浮かべますか?」って。
正解が何でもいいということで、私は「爽やかな風」って書いたのね。

おもしろいな。

お母さん達はどんどんお話を進めながら、後から来る人もいるから自分の名前を書いて配る。
やっぱりおもしろいなと。
重なってるのはもちろんあるんだよ。
だけど、「かしわ餅」だったり「鯉のぼり」だったり「母の日」だったり。
あと「子どもたちの誕生日」だったり。
なんかそこに、愛があるのよ。

愛があるんですか?

愛というか、物語がある。
たかが質問で「5月はどんなイメージ?」っていうことだけど。
私はそのお母さんや子どもたちをよく知ってるので、そこに書いている言葉を見て「きっと、かしわ餅食べたのね」みたいな。
お母さんが息子が5月生まれだからって「息子の誕生日の月」って書いた時は、「本当に嬉しいよね」とかね。
それだけでも違っていいし。

例えば同じ答えだとしても、乗せているエネルギーが違う。
「ちょっとこれにまつわるエピソード話して」って言ったら、たぶんみんな違う。
そういうのをやってたりすると「自分でいいんだな」みたいな。

なるほどね。
そっか、そうやってお母さん方も「自分でいいんだな」って思えるような場も作られてるっていうことですね。

お母さんが、自分を大事に自分が笑顔でいなかったら、子どもをより笑顔にできないので。

そうなんですね。

そうなんですよ。
大人、大事なんですよ。

大人が変われば、子どもが変わるということですね。

そうなんですよ。
子どもはやっぱりエネルギー高いし、もう生きていくことで毎日毎日楽しいことを見つけて笑顔になったりする。
どんな時代もそうなんだけど、お母さん達が同じように楽しんでたらいいんだけど、お母さんの顔見て楽しめない子もいるから心配になっちゃったりね。

なるほどね、素晴らしい。
そうか、お母さんとか大人が変わるっていうね。
素晴らしい講座なんだなっていうのが十分に伝わってきました。

受講を迷っている人へ、伝えたいメッセージは何ですか?

今、講座に参加しようかなと迷われてたり考えられてる方に、最後にメッセージをいただけたらなと思いますけれども、よろしいでしょうか?

お金も時間もかかるし、
「どういう人たちが集まってくるんだろう?」「どういう形式で始まるのか内容がわからない」って思ってたとしても、ちょっとでも興味がある、なんか引っかかるんだったら、ぜひ「やる!」って決めてほしいなと思ってます。

気になるって事は、心の奥底で「やりたい!やりたい!」って思ってるから。
でも大人だから「でもだって、でもだって」ってね。
子どもは、「遊ぼう」って言ったら「うん、遊ぼう!」って、そうやってどんどん進んでいく。
私たちだって昔は子どもだった、何にも考えなかった。
「やりたい」って言ったら「やりたい」でよかったけど。
今は誰かに誘われたら「いつなの?」「誰と行くの?」「彼が?」とか「でもさー」「場所は?」「アジア」「やっぱりやめとく」って、ここ(頭)で考えちゃう。

もちろんね、考えなきゃいけないの。
お金も払ったり、時間も取らなきゃいけないんだけど。
ここ(頭)より、ここ(心)を大事にして。
そして、心が豊かになる講座のきっかけと思ってるので、ぜひちょっと見てください。

せっちゃんのその笑顔というか、そのエネルギーで言われたら、なんか迷いも吹き飛びそうだなっていう感じもしますね。
何よりこの元気がいただけるので、ぜひお考えの方は決断いただけたらと思います。

ということで今日は、せっちゃんこと塩沢節子さんにお話を伺いました。
せっちゃん、ありがとうございました!

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