子どものやる気や能力を引き出す
『魔法の質問キッズインストラクター』
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今回は、魔法の質問キッズインストラクタートレーナーである
楽脳家、マインドシフトライフ代表の宮本園えさんにインタビューをさせていただきました。
宮本園えさん(以下、そのえさん)
普段はどんな活動をされてますか?
《インタビュアー:田中まさよ》
普段はどんな活動をしていますか?
普段は企業研修とか、個人の方向けのコーチングをしています。
あと、今すごく忙しくしているのが、GIGAスクール構想というのがあるんですけど。
去年、国が子どもたちにタブレットを配布したんですが、その関係でGoogleを導入してくれた自治体さん向けに、学校の先生向けの研修というのをやらせていただいています。
そうなんですね。
本業がありながら、キッズインストラクターの講座も時折お伝えされてるんですね。
この講座を受講しようと思ったきっかけは何ですか?
この講座を受講しようと思ったきっかけは何ですか?
ミヒロさんが、このキッズインストラクター養成講座をスタートしたのが2011年でした。
私ちょうどその春に、魔法の質問の認定講師になったんですね。
その秋ぐらいに講座があって。
わりと、勢いでっていうのがあったんですが。
そもそも、私が魔法の質問に関わったきっかけは、マツダミヒロさんが「学校プロジェクト」というのをやってらしたんですね。
学校向けの研修、先生向けの研修とか子どもたち向けの研修を無料でやってるっていうのをホームページで見て。
私は社会人のスタートが教員だったので、そういうところに「いいな」と思って始めたんですね。
なので、キッズインストラクターはそういう学校の先生を応援するとか、子どもとの関わりを
応援するとか、子育ての保護者を応援することになるかなと思って。
でも、どっちかと言うと勢いですね。
勢いでありつつも、子どもとか学校に関心を持たれてるミヒロさんの活動の背中を感じ取られて、勢いが加速して受講に繋がったんですね。
何年前くらいのお話ですか?
たぶん、11年…。
震災の年に魔法の質問認定講師になって、その秋だったと思うので。
11数年前ですね、もうね。
すごい!
11年間この講座を開催し続けていらっしゃるんですね。
開催し続けているかと言われれば、コンスタントにやってるわけではなくて。
わりと最初の頃は、お声掛けして来ていただいたりしてたんですが、別な事も忙しくてなんとなくとぎれとぎれで。
でも、いろんな勉強会とかでそういう話になると「あ、やりたい」って言ってくださる方がいたりして。
細々と、年に1回とか2回みたいな感じかもしれませんけど、やらせていただいています。
なんか良いですね。
年に1回とか、再受講されたい方も帰って来る場所があるというか。
そうですね。
帰ってくる場所って言っていただくと嬉しいです。
再受講してくださる方も多いんです。
「やっぱりこれ、2度目のほうが分かるわ」って。
どんな事も結構そうじゃないですか。
1回目「わー」ってやってしまって、何か経験してからまたやると「あー入る」みたいな、そういう感じがあるらしくて。
また来ると言ってくださる方も何人かいらっしゃるので。
「そうか、再受講のためにもう1回やらなきゃ」みたいな事はありますね。
いいですね、素敵ですね。
ありがとうございます。
受講してみて、どんな変化がありましたか?
受講してみて、そのえさん自身はどんな変化がありましたか?
ぶっちゃけてしまっていいんでしょうかね。
「キッズインストラクター」っていう講座なんですけど。
「キッズ」とあるから、みなさん子育てに関係してないと「関係ないな」って思われてしまう方がすごく多いんですけど。
そんな感じじゃないですか?
私は独身で子どもがいないので。
魔法の質問はいろいろやってきてるけど、キッズだけあんまりよく分かってないです。
興味から外れますよね。
キッズだからいいやみたいな。
個人的に思うんですけど、魔法の質問の中で一番エッセンスが凝縮されたものだと思ってるんです。
問塾のように質問だけでもないし。
キッズの講座は、質問を作る事もコミュニケーションとかもあるし、あとは人前に立つという講師として在り方とか。
そういうものがぎゅっと詰まったものだと思ってるんですね。
だから本当は、これはいろんな人に、万人に受けてもらっていいと思ってます。
そして魔法の質問をやるなら、一番先に受けてほしいなという講座です。
その万人が受けてほしい講座をそのえさん自身が受けてみて。
なにか一つ変化をあげるとしたら何ですか?
一つ変化をあげるとしたら…。
自分の立ち戻れる場所があるっていう。
「安定感が生まれた」みたいな気がします。
すごい大事なことですね。
安定感というのが一つエッセンスとして、ツールとして入ってきたんですね。
そうですね。
研修講師として人前に立つ時も、在り方みたいな事もあるので。
それがすごく自分の中で出来たような気がします。
そのえさんご自身は本業とかを含めて、研修講師は年にどれくらいされてるんですか?
バラバラですけど、今は週1、2ですね。
忙しい時は、3日続けてというのもありました。
1週間休みとかっていうのもありますけど。
週に1、2回開催されている中で、これは土台みたいになってるんですね。
素敵ですね。
魔法の質問で、一番最初に
「今日終わった時どうなっていたら最高ですか?」っていう質問があるじゃないですか。
私どの研修でも使いますね。
それこそ、Googleのタブレットの研修でも
「今日帰る時に何が分かっていたらいいですか?」と聞く。
そういうスタートの使い方でも、いろんな事に応用しながら使ってますね。
キッズの講座は、そういうものが全部凝縮されてると思っています。
受講後、どんな成果がありましたか?
受講後は、どんな成果がありましたか?
成果はですね。
受講したことによって、自分の在り方もなんとなく変わった気がするんですけど。
キッズインストラクター養成講座をお届けした方が「すごくこれいい」と言ってくださったりとか、何回も再受講にきてくださったりとか。
あとは、別の勉強会にそういう方が来てくださると、良い意味での化学反応を起こしてくださったりとか。
そもそも、このキッズの考え方を持ってらっしゃる方がまわりに増えてる。
成果として数字にはなかなか出ませんけれども、自分なりのそういう良い感じの成果が出てるなと感じます。
すごく人間関係が豊かになってる感じですか?
そういう風に思います。
共通言語が「キッズ」という中から生まれていっているものなんですね。
ご自身の活動に対して、この講座の内容はどんな影響を与えましたか?
ご自身の活動に対して、この講座の内容はどんな影響がありましたか?
自分のコンテンツの中に全部入れたりだとか。
私は子育てと言っても、社会人になった息子と大学生の娘なんですけど。
そういうのにもちょっと使ったり。
でも私は、講座の時には反面教師と言うか。
「家族では難しいんですよ」みたいなことを言いながら。
「でもね、知ってると知らないで違いますよ」とか、「この間、子どもがこんなこと言ったんです」みたいな話をしてます。
子育てにも活かしてらっしゃるんですね。
活かせてるかどうかはちょっと微妙ですけど。
もう一つ個人的な意見を言うと。
「キッズインストラクター」という名前から、「子ども以外はダメ」って思われる方がいらっしゃると思うんですけど。
部下育てをしなきゃいけない上司とか。
チームビルディングしなきゃいけないチームリーダーとか。
そういう方にも絶対お勧めだと私は思っています。
「キッズ」って言っちゃうから狭まっちゃうと思っていて。
本当は「リーダーシップ」とか、実は同じコンテンツで違う名前でやったら、違う人たちが集まるんじゃないかなぐらいに思ってますね。
キッズインストラクターができるコンテンツは大きくいくつかあるんですけど。
一番べーシックになってるものは
「なりたい自分になる魔法の質問」
「子どものやる気を引き出す魔法の質問」っていう2つのコンテンツがあるんですね。
でも「なりたい自分になる」って、別に子どもじゃなくて大人向けにやってもいいし。
「子どものやる気を引き出す」って、自分の子どもじゃなくて部下だったり、後輩だったりでも同じことに絶対応用が効くんですね。
だからそういう会社の企業向けのコンテンツとして、違う名前でやってもいけると私は思っている。
だから、本当に子育て関係なく大人だったら絶対。
何かのコミュニティに入ってる方だったら絶対に活かせる講座だなと私は思ってます。
なんか、キッズの見方が変わりました
いくらでも応用できるので、すごくいいと思っています。
ベーシック。
土台みたいな感じですね。
受講を迷っている人へ、伝えたいメッセージは何ですか?
受講を迷ってる人へ、伝えたいメッセージはありますか?
個人的な意見ですけど。
キッズインストラクターの講座は、魔法の質問のエッセンスがぎゅーっと詰まってるものだと思うので。
一番最初に受けてもらいたい講座だと思っています。
一番最初ですね。
ただ、魔法の質問は講座がいっぱいあるんですよ。
いっぱいあるんですけど「最初に受けて」って言いたい。
迷っていらっしゃる方がいたら、本当にエッセンスだし、応用効くし、キッズ関係なく何にでもできるから。
「まずは、受けてみたらいいと思いますよ」ってお伝えします。
そのえさんのクラスには、どんな人が一番お勧めですか?
私が開催するクラスは、いらっしゃる方によって事例とか変えながらお話しちゃうのでね。
子育て中の方だったら、やっぱり子育ての話が多くなるんですけど。
例えば保育士さんだったり、図書館のコンシェルジュの方だったりとか、子どもに関わるような
方だったら「こういう例だよね」みたいな感じでやるので。
やはりとりあえずはお子さん関係がある方が良いですけど。
いらっしゃる方が企業の若手の男性30代5人とかだったら、そういう会社向けの事例でやれるんじゃないかなと。
だから、どなたにでも私はお届けできると思っています。
すごく汎用性が高い柔軟な講座が、このキッズインストラクターの講座なんだなっていうを今感じました。
そんなこと勝手にやっちゃったら怒られちゃうかもしれませんけど。
もちろんそのコンテンツをやりますが、いくらでもそういう風にできるなと私は思っています。
すごくとても参考になる、良いお話が聞けました。
ありがとうございます。
「勝手にやってる」ってミヒロさんに怒られちゃうかな(笑)。
でも、ちゃんと本質は守ってます。
本当に個人的な話ですけど、誰にでも一番最初に受けてほしい講座だなと。
魔法の質問の鉄板だと私は思ってます。
質問の鉄板ですね!
本日は、キッズインストラクタートレーナーの宮本園えさんにお話を伺っていきました。
ありがとうございました。