子どものやる気や能力を引き出す
『魔法の質問キッズインストラクター』
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今回は、魔法の質問キッズインストラクタートレーナーである
日本ﾒﾝﾀﾙﾍﾙｽ協会公認 心理ｶｳﾝｾﾗｰ、こども家族認定発達ｻﾎﾟｰﾀｰの岩渕賢次さんにインタビューをさせていただきました。
岩渕賢次さん（以下、ぶっちぃさん）
普段はどんな活動をされてますか？
《インタビュアー：西川 智恵》
ぶっちぃさんは、普段はどんな活動をされているんですか？
普段は普通にサラリーマンなので、仕事がもちろん中心なんですけれども。
仕事の合間の土日とか、あと依頼があれば平日でも休みが取りやすい会社なので休みをとったり。
地元の学校に行くのには時間休を取ったりだとか。
シフト勤務なので、ここからここまで仕事を分断しますって休めるんですね。
なので、自由な時間を使って地元の小中学校にお邪魔をして。
昨日も行ってきたんですが・・・。
えー！
昨日行ってきたんですか？
はい。
地元の小学校の道徳公開授業で、全校一斉で各クラスで道徳の授業をするんですね。
本来は、その授業で5年生6年生の授業を体育館で全員集めて、
私が魔法の質問の授業
「なりたい自分になる魔法の質問」の授業をさせて頂いて、そのあと保護者の方に補足の質疑応答させて頂く予定だったんですが。
コロナ禍で、まだちょっと難しいと言うので。
全クラスを見させていただいて、
1時間目、2時間目で全クラスまわって、
3時間目に校長先生、副校長先生と懇談。
「こんなところ良かったですね」とか、
「こうなるともっと良いですよね」とか、
そういう懇談をさせていただきました。
すごーい！
そこは稀なケースなんですけど。
普通に質問授業をしにクラスに行ったり、
先生の質問研修させていただいたり、
保護者の方に、子どものやる気を引き出す質問講座をさせていただいたりという活動を、地元の小中学校を中心にやらせていただいています。
あとは、個人のオリジナルの講座をzoomを通してさせていただいたり、そんな楽しい活動させていただいています。
めちゃくちゃ楽しいですよね！
聞いてるだけでワクワクしかないです、本当に。
楽しいですけどね。
その活動してるのは、でもほんの一部で。
あとはただ、だらだらーっとぼーっとして。
家族でドライブしたり、ほとんど遊んでますけど。
たまにそういう楽しい活動をちょこちょこと挟んでます。
いいですね。
サラリーマンをしつつ、
小中学校の子ども達に
やる気を引き出すような質問の授業、
なりたい自分になれるような授業、
そして、職員の先生達にも
子ども達に使えるような質問の授業などをされてるということですね。
そうですね。
仕事も、毎日仕事の中で質問をみんなに投げかけています。
特に新人さん、若手社員を中心にチャットで質問をやり取りしたり。
直接しゃべって質問やり取りしたりとか。
仕事終わった後に
「どんな良い事があった？」とか。
いろいろ質問を使って、たまに研修も会社でさせていただいています。
わー！
とっても素敵じゃないですか。
生活の中に質問が溶け込んで、楽しんでるっていう感じです。
この講座を受講しようと思ったきっかけは何ですか？
さっそく質問の魅力が出てきてますね。
そこもすごく聞きたいんですけど。
まず、そもそもこの講座を受講しようと思ったきっかけは何だったんですか？
私、会社に入ってずっと普通に仕事をしてて楽しかったんですけど。
「なんか物足りないなぁ」と思ってた時にテレビをぼーっと見てたら。
金八先生が「あなたの夢は何ですか？」ってみんなに語りかけたんです、生徒にね。
それを自分に言われたように聞いて、
「自分の夢はなんだろう」って思った時に、ぽっと突然「心理学をやりたい」って思いついたんですね。
考えることがずっと好きだったので。
それで「心理学講座」をネットで調べて体験講座に行ったら、すごく怪しい講座ですぐ止めて。
2番目に「これおもしろそう」って、吉本心理学みたいなお笑い的なのに行ってみたら。
衛藤先生っていう、
日本メンタルヘルス協会って有名なところがあるんですけど、そこの東京校で体験講座を受けたら、もうおもしろくって！
ね、素敵な方ですよね。
笑って泣いて感動して。
「もうこれ、即やろう！」って即申し込んで。
基礎コース、上級コース、研究コースって1年間かけて卒業しました。
その研究コースの中に、特別講師で外部講師を呼ぶんですが。
メンタルヘルス協会に縁のある講師
マツダミヒロさんが衛藤先生ともお付き合いがあるので特別講師でいらして。
はじめてそこで「魔法の質問」を聞いて、もう衝撃！
衝撃！
衛藤先生のハイテンションとはまた全然真逆のローテンションで。
とつとつと喋るんで、あんまり喋んないんですけど。
最高の答えを、ものすごく上手に引き出す。
「あ！質問ってすごいなー」って思って。
「これ、すぐ使える！」っていうので、それで質問を学ぶようになってキッズインストラクターの資格を取りました。
そこがスタートです。
いやー、すごいですね。
「あなたの夢は何ですか？」の武田鉄矢から始まり。
衛藤先生との出会いがあり。
そこで、マツダミヒロさんの対照的なローテンションの、でも本質をついた質問の学びがあり。
キッズインストラクターという道に進んでいかれたっていう事ですね。
めちゃくちゃ素敵なヒストリーですよね。
そうですね。
なんか当たり前のような感じはするんですけど。
自分の中では本当に不思議な縁でしたね。
受講してみて、どんな変化がありましたか？
その「不思議な縁」ということで、受講してみてどんな変化がありました？
コーチング的なものっていうのは、なんとなくいろいろ読んで学んでましたし。
また、日本メンタルヘルス協会の中で知識は得ていて、自分のメンタルをコントロールする術は
いろいろ学んでいたんですけど。
全部入り口なので、一つ一つ極めていくにはかなり時間もかかるし「なかなか難しいのかな」と思ってた時に。
質問は即使えるし、人にも使えるし。
さっそく自分に自問自答を毎日しながら、まわりの人にも質問を使うようになったら。
ほんとおもしろいですね、なんでもできちゃう。
日本メンタルヘルス協会でさわりだけだった、
例えば「絵を通してカウンセリングする」「夢を通してカウンセリングする」とか。
色とか匂いとか様々なものが、プロにならなくても「あなたはそれでどう思いますか？」って相手の想いを引き出すだけで、勝手に相手が答えてくれる。
答えが全部相手の中にあるので、こっちが分析しなくていいんですね。
要は「こういう意味があります」とか分析しないで、
「どう思うか？」「どうしたいですか？」
「そのために何ができますか？」って質問を投げかければ、相手が「こうします」って答えてくれるのが、ものすごくおもしろくて。
こうやって自分の中でどんどんどんどん楽しくなって、毎日が充実していく。
まわりの人が喜んでくれる姿を見られるようになる。
そこがやっぱり大きく変わったところですね。
いつでもどこでも使えるっていうところが、魔法の質問の最大の魅力かなって思ってます。
たしかに。
いつでもどこでも使える学びって、あるようで実は少ないなって私も思っていて。
学んだ時は「すごくこれやりたい！」って思うけど。
でも実際「あれ！どこで使う？」みたいなことがありますよね。
ぶっちぃさんが言うように、魔法の質問ってこう自然に日頃から使えて、自分自身にも。
自分の充実感がそこで満たされて、さらにまわりの人にっていう。
ぶっちぃさんの日頃の使い方がすごく今、垣間見えました。
受講後、どんな成果がありましたか？
ちょっと重なるところがあるかもしれないんですけれど。
受講されてから、どんな成果がありましたか？
さっき言った、地元の小中学校中心なんですけれども。
4年生とか6年生を中心に、質問の授業を延べ500人ぐらい聞いていただいてますかね。
学校はこの小平市を中心に、延べ20校とか30校なんですけど。
あとは、大田区の貝塚中学校って所にバレーボールでちょっとご縁があって。
不思議なもので、3年にいっぺん呼んでくれるんです。
3年にいっぺん！
知り合いの先生が3年生の主任になった時、3年生の授業に呼んでくれるとか。
そんな感じで、いろんな授業をさせて頂けるようになったんです。
先生にも、保護者の方にも講座をさせていただけるようになった。
それを元に、オリジナルの講座を元に、
様々な人に、自分の想い「今のままの最高の自分の中に、最高の生命があるんですよ」って。
「ありのままの自分を磨いていきましょう」と伝えていけるようになった。
そこが大きな変化で、ある意味大きな成果なのかな。
「ありのままの自分で」って。
それすごく素敵ですよね。
良いですよね。
今のままの自分じゃないんですよ。
今のままの自分はもっともっと変わっていきたいし、楽しくなっていきたいし。
でも、そのマイナスの部分、ネガティブな部分も認めてあげて。
それを上手く利活用して燃やしてあげて、自分の中の本当の自分探しとかではなくて、もう大宇宙と自分は繋がっているんだって感じ。
スイッチ入れれば、ちょっと穴を開けてあげればバンバンエネルギーが入ってきて、ありのままの自分をそのまま輝かせる事ができるんだよってことを信じるっていう。
その大切さをお伝えする事ができているのは、質問のおかげです。
素晴らしい。
人ってついつい「変わらなきゃ」とか。
「今の自分はダメだからもっとこうならなきゃ」ってなるじゃないですか。
だけどこの魔法の質問って、そこが魅力だなーって思って。
悪い自分とか否定する自分って、全然なくて。
だから、本当にそのままからさらにどんどんどんどん輝きを増していくっていう。
そのままの在り方、考え方が本当に魅力だなって思いますね。
どこか遠くに行かなくても、
誰か特別な人に学ばなくても、
お金をそんなにかけなくても、
自分でできる。
答えは自分の中っていうのは本当にすごいですね。
まさしくミヒロさんが言うように、
「質問は人生を変える」
その通りだなって、日々実感してます。
日々実感されているぶっちぃさんだからこそ、伝えられる事と届けられる事がたくさんあるんだなって、聞いていてすごく思いました。
そうですね。
知識を伝えてもなかなか響かない。
みんなと燃えていて、感動していて、その自分の感動をそのまま共鳴していくっていうのが、それが一番良いのかなって。
そんな気が特に最近はしています。
ご自身の活動に対して、この講座の内容はどんな影響を与えましたか？
すごく素敵です。
一個づつ質問させていただいてて、全部繋がってるなと思うんですけれども。
ぶっちぃさんご自身の活動に対して、この講座の内容はどんな影響を与えましたか？
魔法の質問って素晴らしいテキストがあるので、誰がやってもそのまますごい成果が得られるんですけれど。
そこにプラスアルファ、さっき言った自分の本音。
自分が本当に心から「この通りだ」って思ってることが伝わっていくので。
テキストはベースに大事にしながら、10のポイントもしっかりおさえながらの自分の言葉で、自分の体験で、自分の熱い思いを「もう熱くってイヤだ」って言われるかもしれないんですけども、しゃべっていく、伝えていく。
授業をしてても子どもと目が合った時に「あ、聞いてくれてるんだな」「伝わってるんだな」って感じ。
自分が本当に心から感じることを大切にするっていうのは大事だなって。
そんなに風に変わってきました。
いいですね。
心から感じてる事。
まず、感じられるっていう事も大切だし、それを感じるからこそ「今度はより大切にしよう」っていう。
そこが出来てるってなかなかいないと思うんですよね。
そういう事を感じながら講座されたり、活動されてる人に出会えてるみなさんが、私は羨ましいなって、今聞いてて思いました。
素敵です。
そう言っていただけると嬉しいです。
ありがとうございます。
受講を迷っている人へ、伝えたいメッセージは何ですか？
最後に、受講を迷っている人に伝えたいメッセージを送るとすると何ですか？
まず1つは、
私はキッズインストラクターを育成するトレーナーをさせていただいてるんですけれども。
まず、キッズインストラクターになろうかどうしようかと迷ってる方っていらっしゃると思うんですけれども。
「いやー、講座とか開かないし」とか。
「授業で先生なんて無理無理」とか。
インストラクターなんてできないって方いらっしゃるんですが。
インストラクターをやらなくても、インストラクターの資格を得る、学びを得るというだけで、ものすごく変わるんですね、みなさん。
私の受講生の方は本当に数少ないんですけれども。
キッズインストラクターになっていただいた何名かのみなさんは、実際に授業はほとんどやってません。
やってないけど生活の中に取り入れてくれているので。
1日まるまる、場合によってはアフターフォローもしたり。
2日間ぐらいかけて、またその後も連絡を取り合って磨き合う中で、インストラクターの10ヶ条が自分の中に生きてくるし。
本当に生活の中でプラスになる。
家庭の中でも、仕事の中でもすごくプラスになります。
単純に２時間質問授業を受けていただくのと、インストラクターになるための養成講座に思い切って申し込んで、1日2日じっくり学ぶのでは、本当に雲泥の差です。
そういう意味ではインストラクターというものに、ぜひ挑戦していただきたいです。
全国に素晴らしいトレーナーがいっぱいいるので。
うちの家内はトレーナーのホームページを見て「この人がいい」って言って、私ではなくて。
愛知県の日進市まで行ってね、素晴らしいトレーナーのもとで2泊3日で学んで帰ってきてインストラクターになったんですけど。
素晴らしいトレーナーがいっぱいいます。
私に声かけていただいても嬉しいですし、ぜひインストラクターになっていただきたいなって思います。
トレーナーはさすがにハードル高いって方もいらっしゃるかもしれないんですけども。
まず、トレーナーになる前提で山形に行って、東京にも戻ってきて、5日間ぐらいかけて、お金も時間もかかるし、認定講師になるのは難しいって思ってて私もならなかったんです。
私は数少ない3つ星トレーナーを受けたので、私みたいに山形まで行けない方も、講座をコツコツ何回かやって3つ星を取得していただいて。
年にいっぺんのチャンス、トレーナーの養成講座にチャレンジしていただいて。
トレーナーになると、またこれおもしろいですね。
インストラクターとして、あと日常生活の自分の意識がものすごく変わります。
インストラクター養成講座で人に伝えれば伝えるほど、自分の中の学びが毎回深まっていくんですね。
こんな事をしゃべってるはずなのに、やるたびにお伝えする内容も深まっていきますし、自分で喋ってて「あ、そうだ！」ってどんどん新しい気付きが増えてくる。
インストラクターの講座もそうですけど、トレーナーも新たなチャレンジをして学びを深めると、ものすごく変わってきます。
ぜひ、チャレンジしていただきたいと思います。
お待ちしてます。
素敵。
つまり、資格としてやる事もそうなんだけど、
ぶっちぃさんのお話を聞いて、ご自身の変化が大きいんだなって思いました。
大きいですね。
ご自身が変化するから、さらにまわりの人に届けられる事も、質も変わっていくんだろうなっていうのがすごくイメージできました。
すごい学びですよね、素敵なね。
本当ですよね。
世の中に講座って星の数ほどありますけど。
全部をやってるわけじゃないですけれど、パッと見る限りは即使えないものがけっこう多いような気がしていて。
魔法の質問は、その日にすぐ使える。
で、継続して使える。
そういうところが大きな魅力かなと思います。
キッズインストラクターとして、トレーナーとして。
そして魔法の質問の魅力。
日常に日々活かしていけるんだよっていう。
自分の魅力だったり、まわりの人の魅力を引き出せる質問。
そういうのがすごく伝わってきた時間になりました。
本当に素敵な時間をありがとうございました。
これ真面目な話じゃなかったらもっとおもしろいことしゃべるんですけど。
真面目なインタビューなので、真面目に答えてみました。
熱い語り、素敵でした！
ありがとうございます。